松田全弘氏写真展「想いのままに…」(2019年10月2日~10月31日)

松田全弘氏による写真展「想いのままに・・・」を展示致しております。

日常の風景を想いのままに撮られた作品展です。

会 期:令和元年10月2日(水)~ 令和元年10月31日(木)

時 間:9:30~17:00(最終日は12:00まで)

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【松田全弘氏のご紹介】

Photographer(フォトグラファー)

日本報道写真連盟MPC分会会員

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『想いのままに・・・』

写歴は重ねども、結果、何か写真に物足りなさを感じている。
近頃、写真の面白さが感受できていないばかりか難しさにストレスを覚えます。

業界では、写真は、「いい写真」・「うまい写真」とに二極化されたものが一般的に
認知されているが果たして、それ以外の分化した側面はないのかと。

思えば、撮影の時は、常態化して、非日常的場面の探索と模索に終始し
緊張と疲労と嫌悪すら覚えながら撮ることが多い。

私の、このところの撮るときの興味喪失は重大な疾病かもしれない。

思えば40年前に手にしたカメラで風景を撮った時の感動は、
ただ、「写った物と写る事」に至極の感動があったのが思い出される。

今回展示しました写真「想いのままに・・・」は、
日常空間の場面をふつうに記録したものばかりで写真が主張するメッセージの
あるないものを含め郡写真として展示致しました。

写真人口が増加した今日、作品がいつも裏打ちされた高度な写真技術をベースに、
写真的でならなければならないとする思考拘束に、甚だ疲労を蓄積させるばかりか、
撮影者の直観力と自己主張「わがままさ」が失いはしまいかと感じるのは私だけだろうか。

何処で聞いたような、「下手でいい!下手がよい!」何の衒いもなく、
真直ぐにかつ自由豁達に写真が撮ることができれば、
写真領域が広がりもっと、楽しくはないだろうか。

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タイトル【風やむ時】

『東京写真研究会』第100回「研展」入選

「大阪市長賞」(於:橋下大阪市長)

 

【松田氏からひとこと…】

写真は出逢いであって何を見たかだと思います。

これからの日常の風景を想いのままに撮っていきます。

 

心温まる作品が多数出展されています。

ご興味のある方は、是非お立ち寄りいただきご鑑賞くださいませ。